鏡中学校で放射線の観察 (霧箱実験) の連携理科授業を実施しました。(2/6)

2018.02.07

 平成30年2月6日 (火) 、八代市立鏡中学校で3年生の4クラスを対象に、専攻科の小田教授が「放射線の観察 (霧箱実験) 」というテーマで連携理科授業を行いました。
 授業では、まず、放射線について、放射線は目に見えないが身の回りに存在していること、医療・工業分野で活用されていることなどを説明しました。また、AR (拡張現実技術) を用いた放射線教育教材のデモも行いました。
 その後、ドライアイス冷却式の霧箱を用いて放射線の観察を行いました。放射線源として閃ウラン鉱を入れた場合、マントルガスを入れた場合について実験し、その違いを観察しました。
 アンケートの自由記述では、「放射線は良い点と悪い点があることを知った」「目に見れない放射線を見れて興味深かった」「いままでで一番おもしろい実験でした」等、様々な意見がありました。当日は小雪がちらつく寒い日でしたが、生徒たちの放射線に対する知識も興味も増したようです。