地方創生公開講座『熊本市周辺の湧泉巡り』を実施しました。(12/10)

2016.12.13

12月10日(土)、熊本キャンパスにて第10回地方創生公開講座『熊本市周辺の湧泉めぐり』を実施しました。この講座は文部科学省が実施している「地 (知) の拠点大学による地方創生推進事業 (COC+) 」事業の一環として行われるものです。講師は共通教育科の古江研也教授と松上優准教授が担当、15人が参加しました。
この講座では、バスにて熊本大学を出発した後、熊本市周辺の湧水地6箇所をめぐり、豊富な地下水のメカニズム、生活密集地の湧水の枯渇の問題、忍び寄る地下水汚濁、特に硝酸性窒素濃度の上昇などを現地で解説しました。また、地震災害時における湧水の利用についてもそれぞれの地域で何ができるか考えていただき、4月の熊本地震の影響でゲートボール場に湧き出した小さな湧水を紹介すると、参加者から歓声が上がっていました。当日は好天に恵まれ、熊本の豊富な地下水を実感する講座となりました。