国家資格「公害防止管理者試験 (水質1種) 」に3名が合格しました。

2016.02.02

 平成27年10月4日 (日) に実施された公害防止管理者等国家試験の水質関係第1種に、専攻科2年の見分綾太君、生物化学システム工学科5年の山本裕也君、同3年の下八尻理一朗君の3名が合格しました。
 公害防止管理者とは、公害に関する専門的な知識を有した技術者に与えられる国家資格であり、1971年に誕生した特定工場における公害防止組織の整備に関する法律に基づき、一定の条件を有する特定工場に置いては、その配置が義務づけられています。
 水質関係第1種を取得するためには、公害総論、水質概論、汚水処理特論、水質有害物質特論、大規模水質特論の5科目に合格する必要があり、その合格率はおよそ全国平均25%と低く、また、2011年度の10歳代の合格者は、全国で4名であり、この難関試験に職務経験の無い学生が合格することは大変珍しいことです。
 本資格は、科目合格制度があり、合格した科目は2年持越し可能であることから、今回、試験合格に到らなかった学生も、2年以内には、資格を取得できることが期待されます。