5月13日(水)午後、熊本キャンパスにおいて5年生を対象にキャリア教育講演会を開催しました。講師は、利光宏司氏（利光法律事務所）です。
就職するにあたって起こり得る「働く上での問題点」を、先輩の事例をアレンジして、法律的な立場から解説してもらいました。

現実にありうる問題に学生たちは背筋が伸びる思いで聞いていました。
以下講演会に寄せた学生感想の一部です。

・今回の公演で一番勉強になったことは、企業側から内定を取り消すには、それ相応の理由がいるということだ。私はこれまで，企業側は内定を自由に取り消すことができるものだと思っていた。しかし、余程の理由がない限り基本的に企業側が内定を取り消すことができないのだと知り、少し安心した。また、こちらからは手順を踏めば取り消しが可能であるということも勉強になった。

・就職に関しての知っておいたほうが良いことを学ぶことができた。内定に関する決まりごとを知って、自分の去年の状態に当てはめて考えてみて「なるほど」と思った。自由応募で就職活動を行うので、例にあったようなパワハラ、契約違反がないような会社選びをしたい。また、入社後にそのようなひどい目にあった時は焦らず今日学んだ内容を活かして、早めに対応して仕事に集中して励みたいと思った。

・今回の講義を受けて、最も印象が強かったのは内定取り消しについての話である。私は進学希望であるが、いずれは就職する事になるので非常に興味深かった。滑り止めの企業に受かった後、どのようにして断れば良いかの話まであった方が就活生の為になったとは思った。また、自分が数年後就活をする上でブラック企業に就職してしまう事がないように見極める力も付けていきたい。