ライントレースロボット実習で企業技術者の講演を実施しました。(10/29)

2012.11.01

熊本高専では、八代キャンパスの教員グループにより「企業技術者のトラブルシューティングに学ぶCOOP教育」を推進しています。COOP(コーオプ)教育とは企業と深く連携した教育活動を指し、機械知能システム工学科ではその第一段階として3年次後期「総合実習I」において、実習に先立って企業技術者のトラブルシューティングの実際を聴講する特別講演を実施しました。
 
今回ご講演いただいたのは、株式会社ジェイボットの松岡氏。八代高専30周年記念事業亀蛇ロボット製作にも関われたことのある、本校と関係の深い方です。「三現主義 ~バーチャル世代の君たちへ、本能を劣化させるな!~」をテーマに、特殊装置の紹介や、現在開発中の装置におけるバックラッシュの問題発生から解決手段までの事例について、ご講演いただきました。
 
学生からは「いい話が聞けた」「人生を楽しんでいる方なんだなぁと思った」等の感想がありました。今後は一人一台、マイコンを搭載したライントレースロボットの製作に励むことになります。