標準化教室で標準化の重要性とスマートグリッドについて学ぶ!(11/8)

2012.11.12

平成24年11月8日、熊本キャンパスにおいて経済産業省と財団法人日本規格協会が実施する「標準化教室」が開催されました。

標準化教室は、身のまわりにある標準化や社会に役立つ標準をテーマに、標準の役割やその重要性を楽しく理解することを目的としています。
経済産業省 産業技術環境局 基準認証政策課の中村様、坂本様による標準化教室は、電子制御工学科4年生の計測工学の授業の一環で実施され、計測工学と特に関連の深いSI単位と標準化、および、近年注目を浴びているスマートグリッドについてお話いただきました。スマートグリッドとは、電力網とIT技術を組み合わせることで双方向の情報のやり取りを可能にし、分散型で効率的な電力利用を実現する次世代送電網のことです。就職について考え始めるこの時期に、産業分野と学校で学んでいる授業との繋がり、標準化分野における日本の活躍、スマートグリッドの標準化の重要性を学ぶことができ大変有意義でした。
質疑応答では、学生達が将来就職する産業界を例に挙げ、将来像がイメージできるようにわかりやすく丁寧にご回答いただきました。新たな気づきを得ることができ、また一つ成長することができました。