八代郡氷川町立竜北中学校で、SPP連携理科授業を実施しました。(2/20)

2015.02.25 2015.02.27

 PBL・総合教育センター「SPP中学校連携理科授業」の一環として、2月20日(金)の午後、建築社会デザイン工学科・岩部准教授が八代郡氷川町立竜北中学校の1年生2クラスを対象に「火山のでき方と形を調べる実験」の連携理科授業を行ないました。
 授業では、まず火山についての説明を行いました。更に、Google Earthを使い“火山訪問“を行い、実際の山の映像を見て富士山や伊豆大島や二子山の形がどうして違うのか考えてもらいました。次に、生徒たちに粘性を変えた2種類の流動物質(スライム)を作成させ、それを実験装置に入れ実際の噴火・流動の再現実験を行ってもらいました。生徒たちは、歓声を上げながら固さにより色分けしたスライムを作り、それを火山に見立てた噴火口から噴出させていました。アンケートでも「火山の形は粘り気によって決まることを初めて知った。とても楽しい授業で、分かりやすかった。」等の意見が多数あり、生徒たちの火山に対する知識も深まり、興味も増したようです。

火山について説明 水とPVAのりの調製
2種類のマグマモデルを作る スライムの噴出による溶岩流のモデル実験