平成26年度特別時間割を実施しました。(9/22-9/26)

2014.09.30

平成26年9月22日から26日の4日間、熊本キャンパスにおいて、特別時間割を実施しました。熊本高専熊本キャンパスは、電子情報系のエンジニアを育成する高等教育機関ですが、その前提となる社会性・協調性を身につけた豊かな人間性を育む教育を心がけています。特にグローバル化に対応できる人材の育成は、喫緊の課題です。そこで、昨年度から通常の授業では習得できない国際・異文化理解や知的財産、技術英語などの講義のほかに、様々な研修、講演会を実施しています。特に、今年度は、来日したシンガポールの学生との交流会を開催し、昨年度以上の多彩なプログラムを実施しました。

学生にとってはタイトなプログラムや講義が多かったのですが、英語による講義や交流、先端技術を集積した工場の見学など刺激に満ちた4日間でした。

主な内容

5年生

弁理士による「知的生産学」とテマセクポリテクニック(シンガポール)からおいで頂いた講師による「技術英語Ⅱ」の2つの講義を実施しました。   

4年生

情報通信エレクトロニクス科と人間情報システム工学科は、テマセクポリテクニック(シンガポール)からおいで頂いた講師による「技術英語I」を受講しました。シンガポールに海外研修中の制御情報システム工学科は、当地で「技術英語I」を受講しました。

3年生

国際・異文化理解をテーマに国内外から招聘した講師による「インド事情」「台湾事情」「タイ事情」のほか、「世界の宗教」「国際協力」などの講演を聴き、見聞を広めました。4年生における海外研修旅行の事前研修にもなりました。

2年生

人権教育(ハンセン病についての事前研修と菊池恵楓園見学)と技術研修(九州旅客鉄道株式会社熊本総合車両所・本田技研工業株式会社熊本製作所見学)のほか、キャリア支援のための自己理解講座などを実施しました。

1年生

自転車通学生が多いので自転車の安全講習会を実施しました。また、ニーアンポリテクニック(シンガポール)の学生との交流会を企画し、そのために英語による学校紹介・自己紹介や熊本・日本の文化紹介の準備を進めてきました。特別時間割期間において交流会を開催し、湧水で有名な江津湖を案内しました。

1年生自転車講習会 2年生自己理解 2年生本田技研(株)研修
 
3年生国際・異文化理解 4年生技術英語 5年生知的生産学