9月6日(土)、KKTの科学の祭典特別番組にて、東京エレクトロン九州と制御情報システム工学科3年生が協力して取り組んだ「夢をかなえる科学の力」が放送されました。

本取り組みは、6月末、東京エレクトロン九州の方々の特別授業「受注から納品まで」から始まりました。その中でサプライズゲストとして登場したもっこすファイヤーの2人から「科学の祭典当日に子供たちが喜んでくれるモノを作ってほしい！」という依頼を受け、約2か月間で納品までを行うことになりました。

学生たちが考え出したアイデアは、子供たちにも馴染みのあるアニメ「名探偵コナン」に登場するアイテム「蝶ネクタイ型変声機」と「ターボエンジン付きスケートボード」を実現するというものでした。学生たちは試験や部活動の合間を縫って設計・製作を行いました。8月23日と24日、科学の祭典当日は3万人を超える来場者の中、発表と体験コーナーを実施し、参加した子供たちに喜んでもらうことができました。

東京エレクトロン九州の方々に、アドバイスをいただきながら製作を行い、現場で働かれている技術者の方々と触れ合う貴重な経験ができました。この経験を通して得たものや感じたことを今後の学校生活に生かしてくれることを期待しています。また、体験してくれた子供たちにも、理科や工学に興味を持ってもらえると嬉しく思います。