「開校記念式典」を挙行しました(10/16金)

2010.06.30

新「熊本高専」のスタートを祝い、熊本・八代、両キャンパスの学生・教職員の心をひとつにするイベントとして、10/16(金)、開校記念式典を挙行しました。当日は、秋晴れの好天に恵まれ、会場となった熊本県立劇場コンサートホールは、開式の13時までに、地域企業関係者・OB等を含めた2000名以上の来場者で埋まりました。

式典は、三部構成で行われ、まず、第一部が、本校:宮川校長、国立高専機構:林理事長の式辞に始まり、文部科学大臣、熊本県知事、熊本大学学長、熊本県工業連合会会長の祝辞、齊藤副校長による新高専概要紹介、神田副校長の校章・校歌の披露と続きました。校章・校歌披露では、公募125作品から選ばれた校章デザイナーの井口靖久氏、両キャンパスで募集した「校歌に入れたいフレーズ」を生かして作詞を完成された藤子迅司良氏、作曲者である石川和彦氏への感謝状贈呈も行われました。

第二部は、NHK解説主幹で、科学番組やロボコン等のプロデューサーとしても著名な、室山哲也氏を迎え、「22世紀型人類になろう」の演目でご講演頂きました。講演では、地球と月の関係についてのクイズを含めた「たぐいまれなる環境としての地球」の話に始まり、「脳が世界をつくる」話、そして現在の困難な地球環境:「温暖化」「人口爆発」などの課題の話へと続きました。そして、学生諸君が、「22世紀を迎えるための課題に、エンジニアとしてどう向き合うか」という問いかけと激励で終わりました。「災い転じて福となす」の気持ちで「攻めの低炭素化」に取り組んでほしいという呼びかけが印象的でした。

第三部では、両キャンパスの学生会が中心となって作成した「キャンパス紹介ビデオ」の放映、同じく両キャンパスの吹奏楽部による「合同演奏」が行われました。両部は、限られた回数の合同練習にもかかわらず、見事な演奏を披露して式典を盛り上げました。

最後は、その吹奏楽部の伴奏で、校長・両副校長らがステージに立ち、全員で校歌を斉唱して式典の幕を閉じ、新高専の出発に心を新たにしました。

夕方には祝賀会も開かれ、合志市市長、八代市副市長をはじめ、県内外企業からの来賓、名誉教授・後援会役員等の本校関係者も多数出席して、盛大に開校を祝いました。

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宮川校長の式辞

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感謝状贈呈

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室山哲也氏講演

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両キャンパスの吹奏楽部による合同演奏

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校長・両副校長らがステージに立ち、全員で校歌を斉唱

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祝賀会