主催事業・共催事業

(1)熊本高専発ワークショップ H21.12.15

独立行政法人国立高等専門学校機構と同熊本高等専門学校の両主催により、平成21年12月15日(火)、『イノベーションをリードする~「強い特許」の創出と活用を目指して~』と題したワークシヨツプをメルパルク熊本で開催した。本ワークシヨップのメインテーマは、「強い特許」「骨太の特許」の創出と活用とし、八代高専と熊本電波高専が本年10月1日付けで高度化再編し、熊本高専として誕生したこと、また、本校とJSTイノベーションプラザ福岡との相互活用を目指した覚書締結とを記念して開催する新しい取り組みである。

本ワークショップでは、始めに主催者である宮川英明熊本高専校長の挨拶があり、次に、文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室の岩田行剛専門官から「イノベーション創出のための産学官連携施策について」のご講演をいただいた。その他にも、国立高等専門学校機構から近藤孝産学官連携コーディネーター、株式会社アイデアから桑原正浩コンサルティングセンター長、他にもJSTイノベーション推進本部から2名、JSTイノベーションプラザ福岡及びJSTイノベーションサテライト宮崎を代表して1名の方からご講演をいただき、計6講演で第1部が行われた。

引き続き行われた第2部のパネルディスカッションでは、本校小山善文地域イノベーションセンター長がモデレータとして、九州・沖縄地区センター長4名のパネラー及びJSTイノベーション推進本部の菊地博道調査役の助言も得て、地域におけるイノベーションの現状と今後の取り組みについて活発な討論を行った。また、九州・沖縄地区全高専の研究事例紹介等ポスターがロビーや交流会場に設けられ、地元企業や各高専の方など総勢135名の参加者で賑わい、大変有意義なワークショップとなった。

(2)第1回 熊本高専 地域イノベーションセンターシンポジウム H22.1.22

平成22年1月22日(会場:KKRホテル熊本)にて熊本高専地域イノベーションセンターが主催となり「第1回国立熊本高専地域イノベーションセンターシンポジウム」を開催した。

『地域に根ざした環境共生社会を考える~熊本高専とホンダソルテックの環境共生社会に向けた取り組み~』と題し、(株)ホンダソルテック代表取締役社長数佐明男氏による基調講演が行われた。講演では、(株)ホンダソルテックにおける太陽電池産業の概要や環境共生に向けた取組みなどが紹介され、タイムリーな話題から質疑応答も活発に行われた。

続いて熊本高専の松田豊稔教授より「光計測による環境監視について-屈折率の違いを見付ける-」、上久保祐志准教授より「八代市における民・宮・学が連携した環境活動体制の構築」と題し講演が行われた。

また、新高専となり第1回目のシンポジウムということで熊本キャンパス.八代キャンパスより22枚の研究事例・学科紹介などのパネル展示も行われ、内容について説明を受ける来賓者姿も見られた。「環境」がテーマということもあり、多方面からの参加をいただき総勢84名の参加者と共に盛会のうちに終了した。

(3)第1回半導体材料・デバイスフォーラム H22.2.13

平成22年2月13日(士)に半導体デバイス研究部主催の「第1回半導体材料・デバイスフォーラム」を熊本市内のホテルで開催した。これは、研究部がこれまでに築いてきた国内外の研究機関との連携体制を活用して実施したもので、国内各地から半導体関連の産学宮の関係者と大学(院)生、高専生約100名が参加した。

フォーラムでは、井上直久・東京農工大客員教授による赤外吸収法を用いた半導体結晶の評価方法についての基調講演に続いて、「宇宙用半導体デバイス」「半導体材料・太陽電池」「プロセス技術」「人材育成」のセッションで、先端半導体デバイスの放射線損傷機構や次世代太陽電池材料とそれの非真空プロセスでの製造技術等に関する最新の研究成果(動向)14件が報告された。また、大学(院)生や専攻科生が日頃の成果を纏めたポスター(30件)コーナーも併設され、学生達は参加者からの鋭い質問に自信を持って答えていた。

フォーラム実行委員長の大山英典教授は、「ワールドワイドな人的ネットワークと研究環境をフルに活かした国際的で実践的センスに優れた半導体研究(技術)者の輩出と先端半導体材料・デバイス・システムに関する新技術の創出、並びに熊本県の更なる産業推進に必要不可欠な人材育成に努めたい。」と語った。

(4)JSTイノベーションプラザ福岡と覚書を締結 H21.8.21

熊本電波高専及び八代高専は平成21年8月21日(金)にJSTイノベーションプラザ福岡と産学宮連携推進に関する覚書を締結した。この覚書は、平成20年8月26日に締結した国立高等専門学校機構と科学技術振興機構の産学官連携協定に基づき相互に連携協力して産学官連携に関する事業を推進することを目的として交わされたものである。

本校は10月より高度化再編を行い新しいモデルの高専「国立熊本高専」として生まれ変わり、九州地域における産学宮連携戦略展開事業の拠点校としてのリーダーシップも期待されている。プラザ福岡との締結により九州・沖縄地区の各高専とも連携を取りながら、研究開発及び技術移転の促進、人材交流など産学宮連携事業の一層の進展を促すものである。

なお、このことに伴い、特許相談業務等に関して確認害を締結し、JST特許主任調査員に知的財産マネージャーを委嘱する運びとなり、JSTより井上、石川両氏のご支援を得られることとなった。さらに、文部科学省産学宮連携コーディネータの瀬戸氏の支援により熊本TLO特許流通アドバイザー桂氏、熊本大学知的財産推進員古家氏のご協力も加わり、両キャンパスにおいて合計3回(相談人数延べ20人)の「発明相談会」を開催した。主として教員の研究内容についての質問が中心となったが、この相談会を機に共同研究へと発展した研究もあり大いなる成果として実を結んだ。発明相談会をきっかけに特許申請や共同研究等への展開に向けた知的財産創出活動を今後も継続していく予定である。

(5)水産関連業者の方のための産学交流・個別相談会 H21.10.28

地域イノベーションセンターが中心となり、平成21年10月28日(水)に、天草地域産業雇用創出協議会、天草信用金庫、長崎大学共同研究交流センターおよびJSTイノベーションプラザ福岡と共同した、天草地区「水産関連業者の方のための産学交流・個別相談会」を実施した。この相談会は、天草地区の水産関連業者の方々が抱える悩みに対して、産・学・宮が連携して、個々の業者が抱える問題の解決を支援しようとする試み。

当日は、課題を克服して成長しようとする意欲に溢れた水産関連業企業の方々が多数集まり、開場の9:30から16:00の閉会まで、個別のテーブルに分かれて、魚介類の養殖法や赤潮対策等について、様々な技術相談が行われた。

本校からは、地域イノベーションセンターの小山センター長、福田副センター長、瀬戸コーディネータをはじめ、大塚総務主事(熊本キャンパス)、開総務主事、入江准教授(八代キャンパス)の6人が参加して、相談に対応した。

(6)地域イノベーションセンター 「社会人講座(高周波技術者養成入門講座)」 H21.12

平成21年10月より、新熊本高専地域イノベーションセンターとしてスタートしたことを機に「2009年度社会人講座(高周波技術者養成入門講座)」が、平成21年12月16日~平成22年2月6日にわたり計5回(合計30時間)で開講された。

受講者は、20代から50代と年齢も幅広く、約半数以上は、企業で業務に携わっている人であったが、改めて基本から学びなおしたいという意欲ある人も参加し、延べ人数11名の受講者であった。講義は、分布定数線路やSパラメータといった基本的な座学に留まらず、実践でも応用できるTDRによる計測技術やマイクロストリップ線路とフィルタの設計などの内容を含めた実習を行った。更に、電磁界分布のシミュレーションやコモンモードノイズ・EMI対策へと発展していくように構成し、基礎を踏まえつつ現場での課題に取り組める内容を実践した。全受講終了後には、11名全員の手に修了書が渡った。

(7)地域イノベーションセンター 「社会人講座(半導体/メカトロ講座)」 H21.10

地域イノベーションセンター「社会人講座(半導体/メカトロ講座)」が10月15日から7講座(半導体基礎3講座、半導体製造2講座、メカトロ2講座)にわたって開催された。

これは、くまもとテクノ産業財団の主催で行われたもので、中小企業団体中央会の「ものづくり担い手育成事業」の基金に基づいている。本校が持っている技術シーズや企業ネットワークを活用して、半導体関連産業、車エレクトロニクス産業、及び電子情報産業などで活躍を期待される若手技術者を対象に、広い角度から技術力を身につけ、より創造的な人材を育成する教育システムとなっている。この講座と併せて、他業種企業を会場として、実際に実習する講座(企業実習講座)も9講座開講し、合計で、221名(内、求職者16名)が受講した。

(8)地域イノベーションセンター 「社会人講座(3D-CAD/CAM/CAE講座)」 H21.10

地域イノベーシヨンセンターの「社会人講座:3次元CAD/CAM/CAE活用力養成講座」が10月10日から12月19日までの3ケ月に亘り、毎週土曜日:計11回、八代キャンパスで開講された。

この講座は、中小企業団体中央会の「ものづくり担い手育成事業」に採択されたもので、就職待機者等への就労支援も兼ねている。講座は、3次元CADを活用して強度や熱解析等を行うCAE(コンピュータ援用解析)、NC加工等での自動成形を目指すCAM(コンピュータ援用製作)など、加工現場での技術修得・設計力養成をめざすもので、本校の機械知能システムエ学科と技術室が中心となって担当した。

参加者は、23名で、ICTセンター演習室やCAE室、実習工場などで、講師やTA学生たちのサポートを受けながら、3D-CAD/CAM/CAEの修得に取り組んだ。

(9)研究活動支援講演会 H21.9.15

八代キャンパスでは、研究活性化支援を活動テーマの一つに掲げているが、その手始めとして、平成21年9月15日(火)、「研究支援講演会」を実施した。これは、10月の統合に先立ち、熊本電波高専地域共同テクノセンターの小山教授が来校し、熊本キャンパスで従来から実施されている「研究部」の活動について、その研究テーマや取組等について、実例を示しながら、プロジェクトの立上げ方、研究の進め方などを中心に紹介された。

参加者からは、今後、八代キャンパスでもこうした研究プロジェクトの育成をめざしており、その参考となる講演であったとの意見が寄せられた。

(10)科研費申請のための情報交換会 H21.10.22

八代キャンパスでは、科学研究費申請の支援を目的として、平成21年10月22日(木)、「科研費申請のための情報交換会」を実施した。

内容は、下記の通りで、先生方の科研費申請の一助となればという思いで、実施されたものである。特に、建築社会デザインエ学科の中村教授等から、自身の申請・採択体験などをもとに、貴重な情報が提供され、参加者からも、参考になったとの声が聞かれた。

  1. 今年度の電子申請の方法について
    *電子申請のやり方
  2. 科研費申請のための情報交換会
    *情報提供AC科:中村先生
  3. 個別相談(電子申請を含む)