出展関係

(11)第8回産学官連携推進会議 H21.6.20~6.21

平成21年6月20日(土)~21日(日)、京都国際会館で開催された第8回産学官連携推進会議において、本校が九州・沖縄地区の10高専の幹事校として合同展示ブースを出展した。九州・沖縄地区での合同出展は今回が初の試みで、九州・沖縄地区高専の持つ潜在的な力とスケールを活かした展示により、昨年よりも多くの来場者があった。

今年のテーマは「人間・環境」で、人にやさしい技術・環境にやさしい技術を紹介。熊本キャンパスからは、柴里弘毅准教授の「手書き動作によるリハビリシステムの開発」の展示を行い、実際にデモ機を使ってペン型の力覚装置を使った害字動作のアシストを体験してもらった。また、八代キャンパスからは機械電気工学科入江准教授と土木建築工学科上久保准教授が特許出願をしている「潮流観測を目的としたGPS搭載漂流ブイシステム」が展示された。さらに高専機構本部の「国立高専の食品関連技術」ブースには、八代キャンパスの生物工学科と熊本県八代地域振興局とが連携して特許出願を行っている「青トマト緑色色素の安定化技術とその利用技術」が展示された。

(12)第1回新技術セミナー H21.7.15

八代高専では、本校及び八代市工業振興協議会が主催となり、平成21年7月15日(水)に新技術セミナーを開催した。この新技術セミナーは、本校教職員及び八代市工業振興協議会の会員が相互に交流し、新技術の波及促進を図ることを目的として、年2回開催されているものである。

初回は、本校教職員をはじめ八代市及び地元企業から、30名ほどの参加があり、本校土木建築工学科教授大河内康正地域連携センター長が講師を務め、「アメダスでみた地球温暖化」と題する講演が行われた。講演は、講師の研究分野である気象学に関するもので、近年問題となっている地球温暖化を始めとする気象現象について、アメダスの観測データを用いて分かりやすく説明された。最後は活発な質疑応答がなされ、温暖化が引き起こす環境への影響を身近な問題として考える良いきっかけとなった。

講演の後は、八代市の株式会社福岡タルクエ業所八代工場で工場見学が行われ、1回目の新技術セミナーは終了した。

(13)第7回全国高専テクノフォーラム H21.8.6~8.7

平成21年8月6日(木)~7日(金)、香川県県民ホールで「第7回全国高専テクノフォーラム」(主催:(独)国立高等専門学校機構)が開催され、熊本キャンパスから「消防・防災分野におけるICT人材育成支援一東京消防庁からの研究生受け入れ事例報告一」、八代キャンパスから「温泉水等を利用した稚龍飼育システムの研究開発事業」というテーマで口頭発表を行った。また、土木建築工学科が実施している現代GP「地域温泉街再生と共同したエンジニア教育」、熊本キャンパスから「手書き動作によるリハビリシステムの開発」、また、九州・沖縄地区拠点校として「九州・沖縄地区産学宮連携戦略展開事業の活動状況jのパネル展示も行った。

(14)イノベーションジャパン2009-大学見本市 H21.9.16~9.18

平成21年9月16日(水)~18日(金)、東京国際フォーラムで開催された「イノベーションジャパン2009-大学見本市」に本校の地域共同テクノセンターからヒューマン情報技術研究部(代表:三好正純教授)が出展した。このイベントは全国の大学・研究室が一堂に介して技術紹介をする大イベントで、今年は393もの出展があった。本校の出展テーマは「ヒューマン情報技術一音楽に合わせた映像・照明表現一」で、学生も来場者に説明を行い、ブースには昨年にも増して多くの来場者があり、本校の研究成果をアピールするとともに、共同研究などの産学連携活動を発展させる機会となった。

(15)アグリビジネス創出フェア2009 H21.11.25~11.27

平成21年11月25日(水)~27日(金)まで千葉県の幕張メッセで、「アグリビジネス創出フェア2009」が開催され、高専機構本部のブースに八代キャンパスから生物化学システムエ学科の「バンペイユからの精油抽出と成分分析およびその応用」というテーマでアロマ発生装置等を使った展示を行った。また、同学科の浜辺裕子准教授が「八代特産柑橘類の成分分析と応用」と題したプレゼンテーションを行ったが、来場者は八代特産の柑橘類「バンペイユ」の大きさに目を奪われていた。

(16)セミコン・ジャパン2009 H21.12.2~12.4

平成21年12月5日(水)~4日(金)に千葉市の幕張メッセで開催されたSemicon Japan 2009 のイベント、THE高専@SEMICONに熊本キャンパス・制御情報システムエ学科の中島栄俊准教授の研究室が参加・出展した。このイベントは、全国の高専で行われている研究・開発の内容を、セミコン業界の方々にも広く知ってもらうことを目的として開催されており、東京エレクトロン(株)が中心となり、賛同企業の展示ブースの一部(熊本高専は荏原製作所)を借りるかたちで展示したもの。今回は、「無線LANによる遠隔操作モデルカーの開発」について出展し、好評を博した。

(17)第19回 九州沖縄地区高専フォーラム H21.12.5

平成21年12月5日(土)北九州高専において、第19回九州沖縄地区高専フォーラム(共催:日本化学会九州支部、九州沖縄地区高専フォーラム協議会)が「高専における産学官連携による人材育成」をテーマに開催され、機械知能システムエ学科と生物化学システムエ学科の教職員および専攻科生が参加し、ポスターセッションで下記の3つの研究テーマについて4人の専攻科生が発表を行った。

  • 細線を用いた放電衝撃破砕に関する研究(松本啓佑、坂本吉三、村山浩一)
  • 陰イオン交換膜を使用した高分子電解質膜(金膜)の作製と種々のカウンターイオンの屈曲特性
    への効果(住吉統一郎、上士井幸喜)
  • シクロデキストリン誘導体を用いた環境ホルモン様物質の吸着システムの構築(宮崎紘樹、栗原
    正日呼、墨利久、久保姉理華、潰辺裕子)

松本君、坂本君たちは、岩盤やコンクリートを破砕する方法として、放電による破砕対象物の破砕方向の亀裂制御を検討した結果について、住吉君は、陰イオン交換膜に金を吸着させた高分子電解室膜の作成を検討し、陰イオンで動くアクチュエータを作製することに成功した結果について、また、宮崎君は、環境ホルモンとされるビスフェノールを除去するため、力ルボキシメチル化シクロデキストリンとキトサンビーズを用いた吸着システムの構築の検討結果について発表した。

(18)第2回新技術セミナー  H21.12.16

平成21年12月16日(水)、八代市工業振興協議会主催の「第2回新技術セミナー」として、講演会と工場見学会を、(株)興人八代工場で開催した。セミナーには、協議会参加企業、市役所および熊本高専からの参加者があった。

講演会では、本校生物化学システムエ学科の栗原正日呼准教授が、「生物資源の有効利用~シクロデキストリンの活用~」を演題に講演を行った。環状の糖であるシクロデキストリンの特性(環の形をした糖の仲間で、その環の中に色々な物質を取り込む「包接」という、他の糖に見られない優れた能力)の解説と、シクロデキストリンを用いた種々の生物資源を有効かつ効果的に活用した例について、身近な食品、医薬品への応用例、生物資源への応用例を研究成果も交えて紹介された。講演後は、八代地域の特産物への応用への可能性などについて活発な質疑応答が行われた。

また、見学会では、(株)興人の独自の「チューブラー法同時2軸延伸製膜設備」を用いたフィルム製造工程の紹介・見学が行われた。

(19)第15回高専シンポジウム in いわき H22.1.23

平成22年1月23日(土)、福島県いわき市文化センターで開催された第15回高専シンポジウム(共催:日本化学会、電気学会、土木学会ほか)に、生物化学システムエ学科の教職員および専攻科生が参加し、下記の2件について2人の専攻科生が口頭研究発表を行った。

  • 農産未利用資源を原料とするバイオエタノール変換法の検討(松山文香、墨利久、木幡進)
  • 未成熟トマト含有緑色色素の安定化(長崎朱美、栗原正日呼、墨利久、前田有希、演辺裕子)

松山さんは、農産品の廃棄物を原料としてバイオエタノールを精製する方法に関して検討した結果について、また、長崎さんは、農産廃棄物である未成熟トマトの活用法として、青色トマトの色素を安定化させ、ゼリーなどの製品に加工する方法について検討した結果について、いくつかの応用例等を交えて発表した。

(20)2010くまもと産業ビジネスフェア  H22.2.4~2~2.5、第23回熊本県産官学技術交流会 H22.2.4

平成22年2月4日(木)~5日(金)「くまもと産業ビジネスフエア」(主催:肥後銀行、熊本産業文化振興株式会社)が、益城町のグランメッセで開催された。八代キャンパスからは生物化学システムエ学科から「生物資源を利用したバイオ技術」をテーマに、バイオ関連部門にブースを出展し、八代特産の柑橘類から抽出したオイルおよび馬由来物質を使った研究成果の展示や、最新の抗体エンジニアリングの紹介などが行われた。また、熊本キャンパスからは専攻科地場企業長期インターンシップの成果のポスター発表が行われた。

さらに、同時期に開催された熊本県産学官技術交流会(主催:熊本県工業連合会、バイオテクノロジー推進会、熊本県工業技術振興協会、(財)くまもとテクノ産業財団、くまもと技術革新・融合研究会(RlST)、熊本県産業技術センター)にも両キャンパスから学生・教職員等が参加し、口頭発表13件、ポスター発表10件の発表が行われた。